国立新美術館 「ジャコメッティ」展

7月17日(月)、店休日の店舗内作業を4時前に切り上げて、国立新美術館で開催中の、「ジャコメッティ」展に行って来ました。
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国立新美術館は、今やすっかり<美術館の街>となった東京六本木にあります。
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六本木駅から歩いて行くことが多いのですが、この日は最寄り駅の千代田線 乃木坂駅から。
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暑い日などは、屋外を歩く距離が短いので、こちらのルートが断然お薦めです。
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アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966年)は、スイスで生まれ、フランスで作家活動を行った彫刻家です。
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<20世紀を代表する彫刻家の一人>という表現が、決して大袈裟ではない、ビッグネームの一人。

没後50年の機会に、10代後半の習作から、20代半ばで作家活動を開始したころの作品、独特なスタイルが確立する過程、晩年の作品までを回顧する、彫刻、油彩、デッサン、版画などを合わせた132点による大回顧展です。

その、異様とも言える、細く、長い人物像。
ジャコメッティが創造した、他に類を見ないスタイル。

「見えるものを見えるままに」表現することに挑み、試行錯誤した結果、生み出されたのが、細く、長い、<線のような人物像>。その創造のプロセスが、年代毎の作風の変化(具体例)と、分かり易い解説で理解できるのが楽しい。

彫刻作品のモチーフは、人物であることが大半であるが、1951年制作の《犬》と《猫》の作品も味わい深い。
(雨に打たれてトボトボと歩く様な《犬》は、作家自身の姿を投影しているそう。)

<線のような人物像>の作品を、初めて見たのはいつだったのか、、ずっと前の事でもう忘れてしまったけれど、「うわ~、かっこいい!」という印象が強く残ったのは覚えています。すごーく単純に、「カッコイイ」と思った。

今回の展示で言えば、例えば、《3人の男のグループ(3人の歩く男たち)》という作品。どこから見ても、躍動感があって、<細く、長い>のだけどバランスが良くって。三人の距離感とかも。

タイプは異なりますが、《ディエゴの胸像》も好き。

第14室:チェース・マンハッタン銀行のプロジェクト。ここのみ、作品の撮影が可能でした。
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未完に終わった、そのプロジェクト用の作品たち。1960年制作。
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《大きな頭部》。
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《歩く男Ⅰ》。
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《大きな女性立像Ⅱ》。
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彫刻作品の他、油彩、デッサン、版画など、今まであまり目にすることが無かったそれらの作品も良かったです。


夏休みの子供たちとの鑑賞も、楽しいのではないでしょうか。
(中学生以下は入場無料。高校生も8月7日までは無料観覧日。)


会場内は、キンキンに冷えていますので、猛暑日でも長袖のものを持って行った方が良いです。
パンフレット(無料配布の作品目録)に、
「展示室の温度、湿度、照明は、作品保護に関する国際的な基準と所蔵先の貸出条件に従って調整されています。ご来場の方々にとって理想的と感じられない場合もあるかと存じますが、ご了承ください。」
とありますので、たぶん改善されていないと思います。


会期:2017年6月14日(水)~9月4日(月)

会場:国立新美術館 企画展示室1E

開館時間:10:00 - 18:00 金曜、土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)

休館日:毎週火曜日

国立新美術館 ジャコメッティ展
http://www.nact.jp/exhibition_special/2017/giacometti2017/

展覧会特設サイト
http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/


巡回先:
平成29年10月14日(土)~12月24日(日)豊田市美術館








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