美術展はしご 「バベル展」×2、「雪村展」×1

先月の中山デー(4月23日)、美術展巡りを行いました。

本当は、ジックリとご紹介したいところですが、、会期末が迫っているものもあり、GW真っ只中という事もあり、駆け足でのご紹介です。


【1】東京都美術館「ブリューゲル『バベルの塔』」展


上野の東京都美術館で開催中の、同展に行って来ました。
画像


副題は、「16世紀ネーデルラントの至宝-ボスを超えて-」です。
画像


オランダ・ロッテルダムのボイマンス美術館より、16世紀ネーデルラント美術の名品が来日しました。

余り目にしたことの無い、同時代、同地域の木彫作品群に始まり、油彩画作品が続きます。

独特な雰囲気を醸し出すそれらは、同時期のイタリア絵画などとは全く異なる印象です。

そして、西洋美術史史上、最も独創的な画家の一人といわれるヒエロニムス ボスの作品。日本初展示となる油彩画二点は、どちらも見どころ満載です。

次に、ポスト ボスの時代、ボスの作風を模倣し、生み出された数々の作品(油彩、版画)が並びます。ブリューゲルも、もちろんその中の一人ですが、単なる模倣に留まらず、独自の世界観を構築します。

最大の見どころは、ブリューゲルの最高傑作とも言われる『バベルの塔』です。
ブリューゲルの描いた『バベルの塔』は、二枚現存しており、今回展示の作品の方が後作です。

前作は、1563年の制作で、ウィーン美術史美術館に収蔵されています。今回展示の作品より大きく、一般的には前作の方が知られた存在と思います。

前作よりは小さいものの、今回展示の作品の方が書き込みは緻密で、重厚感のある、物語性に富んだ作品に思えます。また、現物を前にしてみると、色彩の鮮やかさが意外にも印象に残りました。

非常に細密な絵ですが、ビデオ解説なども会場内で行っていますので、参考になると思います。

16世紀ネーデルラント(現在のオランダ、ベルギー周辺)の美術作品を堪能できる、お薦めの展示会です。
画像


大阪(国立国際美術館)に巡回します。

◆東京会場◆

会期:2017年4月18日(火)~7月2日 (日)

会場:東京都美術館 企画展示室
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
http://www.tobikan.jp

開室時間:9:30~17:30、金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)

休室日:月曜日

◆大阪会場◆

会期:2017年7月18日(火)~ 10月15日(日)

会場:国立国際美術館
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55
http://www.nmao.go.jp/

開館時間:10:00 ~17:00、金曜日は19:00まで(入場は閉館の30分前まで)

休館日:月曜日 ※ただし、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館


【2】東京藝術大学大学美術館「雪村~奇想の誕生~」展


東京藝術大学大学美術館は、東京都美術館から徒歩で5分ほどでしょうか。寄り道したので、もう少しかかりましたが。
画像


雪村は、室町時代後期の水墨画家です。
画像


奇想の画家と呼ばれ、近年非常に人気のある、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳などより200年ほど早くに、抜群の画力と発想力、構成力で、斬新な作品を残しました。

尾形光琳も雪村を私淑し、代表作の『紅白梅図』屏風は、雪村の『欠伸布袋・紅白梅図』へのオマージュとも考えられているそうです。

どうしても見たい作品が前期(~4月23日)のみと言うことで、駆け込みました。

もちろん、通期展示作品も、後期出品作にも、素晴らしいものがありますので、お薦めです。

滋賀(MIHO MUSEUM)に巡回します。

公式サイト
http://sesson2017.jp/

◆東京会場◆

会期:2017.3.28[火]- 5.21[日]

会場:東京藝術大学大学美術館[上野公園]
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8

開館時間:午前10時~午後5時
※入館は閉館の30分前まで

休館日:毎週月曜日

◆滋賀会場◆

会期:2017.8.1[火] - 9.3[日]

会場:MIHO MUSEUM
〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300

開館時間:午前10時~午後5時
※入館は午後4時まで

休館日:毎週月曜日


【3】TOBICHI2「ヒグチユウコ『BABEL Higuchi Yuko Artwoks』原画」展


TOBICHI2は、「ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)」のリアル店舗です。最寄り駅は表参道。上野から地下鉄銀座線で移動しました。
画像


ヒグチユウコは、多摩美術大学 油画科卒の画家。在学中の1999年より作家活動を開始し、絵本なども制作しています。

ヒグチさんは、子供の頃よりヒエロニムス ボスやブリューゲルのファンだったそうで、【1】の展覧会に合わせて描き下ろし新作画集『BABEL Higuchi Yuko Artwoks』を制作しました。

まさに、「21世紀の、ヒエロニムス ボス・リバイバル」とも言うべき作品で、お馴染みの作品のお馴染みのスタイルを借りつつ、ヒグチユウコの作品世界を作り上げています。

本展は、その新作画集『BABEL Higuchi Yuko Artwoks』の原画展です。

近所のTOBICHIでは、グッズ販売中だったので、、サイン本をゲット。
画像


<ギュスターヴくん>マグカップの紙箱に、サラサラッと絵とサインがしてあったので、、悩みつつも<ひとつめちゃん>の絵が入った物をゲット。もちろん、<ギュスターヴくん>の絵が入った紙箱もありました。
画像


マグカップは普段使いし、紙箱は飾ってます(小品ですが、直筆の一点物だし)。

会期:2017年4月18日(火)~5月7日(日)11:00-19:00
場所:TOBICHI 2(東京都港区南青山4-28-26)

入場無料です。

グッズ類も色々とありますので、TOBICHI /TOBICHI 2、両方どうぞ。近くです。

http://www.1101.com/tobichi/higuchiyuko_babel/index.html







ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック